未来への歩み
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今年も先行きの見えない話や悲惨な事件がありましたが、素晴らしい出来事もありました。
その中でも一番だったのは、史上初めて核兵器の存在自体を違法化した、核兵器禁止条約の採択です。本当に、世の中捨てたもんじゃない、未来への道はある、と感動した出来事でした。
未来への第一歩であることはもちろん、直近の問題でも、核開発を放棄させるための最大の力を手にしたわけです。核で相手を脅しながら、その相手に対し核の放棄を迫ったところで何の道理も説得力もありませんが、核兵器そのものを違法化し「核に固執する者には、もはやこの世界に居場所はない」ことを明確にできれば、これ以上の圧力はありません。
せっかくの明るい話題を徹底して無視したり、子供じみた論難も目につきますが、一年の最後を面倒な批判で締めくくりたくもないので、これらについてはまた機会を改めて正すことにしましょう。
次の一年も、未来へ向けた歩みが続きますように！